オンライン会議未経験でzoom面接し転職できた話
私が転職活動をしていたのが、ちょうど2020年2月くらいから5月の間。
前職の金融機関は、テレワークできるような本部事務職でも、不可、
きちんと毎日出社し、会議はリアルのみ、の会社であった。
緊急事態宣言中も、自宅待機、という形でテレワーク用のPCは用意されず、3分の1の期間がただの休暇になっていた。
友人ともzoomを使って会話、とかはなく、もっぱらLINEで会話するのみ。
オンライン会議というものは完全に未経験の状態で、コロナ下での転職活動だった。
複数社選考が進んでおり、
一次面接、二次面接と最初からzoom面接だった会社もあれば、
一次面接はギリギリ会社に伺うことができ、二次面接以降は緊急事態宣言に入ったことでzoom面接となった会社もある。
会社側も慣れていない面があり、「テストさせてください」、と事前に接続確認するところもあった。
オンライン会議未経験ながらも2社zoom面接で通過できた私が心がけたことを紹介。
テンション高めに、表情豊かに
面接官も自宅からそれぞれアクセスしているケースが多く、個々人は一人。
大体は面接官の雰囲気がわからず、シーンとしている。
こちらの熱意を伝えるために、私が心がけたのは、少しテンション高めに挑んだこと。
テンション高いのは被面接者の私だけの状態なのだが、オンラインだからこそ、
画面に全集中。
返事、うなずき、など、リアクションはきちんとする。
参加者の誰かが見ているかもしれないので、常に表情も豊かに。
悩む回答があれば、そのままの反応でよいと思う。
面接官は難題の質問をして、黙り込む、投げ出す姿ではなく、きちんとわからなくてもわからないなりの対処をするのか否かを見ている。
オンラインであっても、きちんと返すことが重要だ。
個室になれる場所を選ぶ。
出社している日に面接となった場合、前職の会社の会議室を借りて面接していた。
自宅の場合はもちろん引きこもれるところで。
当たり前だが、喫茶店など他の人がいるような、会話も聞かれるような場所はNG。
自分も集中できないと思う。
想定問答は手元に用意
オンライン会議のメリットだが、手元を映らないようにすればいくらでもカンペを用意できる。
オンライン画面を見ていなくては、と思いがちだが、結構見て話すことができる。
私は左右の手元にノートを用意し、事前に用意していた志望動機や転職理由、必ず伝えておきたいアピールポイントをメモし、言い忘れそうになったら見て話していた。
漏れなく伝えることができる。
以上の事を心がけて、面接に挑み、通過することができた。
ワーママ、40代、子持ち、というデメリットも、通常の面接と変わらない。
オンラインでもきちんと伝え、自分ができること、できないことをきちんと伝えれば理解していただける。
映る範囲はPCも変わらないし、音声もスマホでもクリアだ。
PCでないと、と気にする場合は、先方に伝えておくと良い。マイナスになることは全くない。
オンライン面接のデメリットを挙げるなら1つ。
相手の感触、会話が伝わりにくい
自分が回答した内容について、どう捉えてくれたのか、好感触だったのか、悪印象だったのか、オンラインだとわかりにくい。
双方の接続環境によっては、会話もたまに途切れることもある。
一つ私が失敗したことがあり、
先方から「〇〇くらいは理解しているし、自分でできるんだね?」
という質問について、〇〇がよく聞き取れず、想像で□□のことだ、と思い
「はい、できます」と回答してしまったことがある。
転職してから、実はそこがスキルマッチしていなかった部分であり、今苦労している事の一つだ。
知らない事は当然なので、きちんと詳しくどういうことを指しているのか聞くべきだった。
失敗はありつつも、 オンライン会議未経験でも転職できた。
オンライン会議に慣れていないから無理、ではなく、前に進めるためにも、受けてみることが大切だと思う。